ラポルテ/ドルトムント、2023年5月24日

• OxyChem社が米国のテキサス州ラポルテに保有するバトルグラウンド工場の大規模クロアリ設備に、ティッセンクルップ・ニューセラの最新世代e-BiTAC v7 電解槽を供給
• OxyChem社最大のクロアリ設備であるバトルグラウンド工場をイオン交換膜法に転換

ティッセンクルップ・ニューセラは、OxyChem社が米国のテキサス州ラポルテに保有するバトルグラウンド工場における大規模クロアリ設備のイオン交換膜法転換のため、最新世代のe-BiTAC v7電解槽を供給する契約をOxyChem社と締結いたしました。

「この度、大規模クロアリ設備のイオン交換膜法転換プロジェクトにおいてOxyChem社に当社技術を選定いただいたことを大変光栄に思います。今回の受注は、これまで当社が提供してきたクロアリ技術およびサービスを通じて培ったOxyChem社との信頼関係を象徴するものです。」 ティッセンクルップ・ニューセラ、CEO、Werner Ponikwar

ティッセンクルップ・ニューセラは、世界をリードする高効率電解技術を駆使しOxyChem社のバトルグラウンド工場におけるイオン交換膜法転換をサポートします。約３年を要する大規模な電解槽製造と納入に向け、ティッセンクルップ・ニューセラは電解槽製造設備の拡張に着手しています。

「ティッセンクルップ・ニューセラとの長期にわたるパートナーシップは、当社における日々の生活に不可欠な基礎化学品製造を支えており、ひいては世界中での生活品質向上に貢献しています。数年におよぶ今回の大規模プロジェクトにより、当社のクロアリ製造設備は近代化されると共に生産規模を拡大します。」 OxyChem社、EVP Technology, Business Development and Support, Wade Alleman

本プロジェクトにおいて、ティッセンクルップ・ニューセラは計画の初期段階から参画し、クロアリ設備中核の基本設計を実施しました。本イオン交換膜法転換プロジェクトは2023 年より開始され、2026年の完成を予定しています。