インドで苛性ソーダ製造設備の拡張プロジェクトを受注

ティッセンクルップ・ニューセラは、インドのグジャラート州パダーナにあるKutch Chemical Industries社の苛性ソーダ(NaOH)プラントの拡張計画において、ライセンス付与、機器供給業務を受注いたしました。2020年に稼働を開始した既設プラントは、当社独自のBMシングルエレメント技術による5基の電解槽より構成されています。この拡張計画では、日産670トンのNaOH(100%)が追加生産され、プラントの生産能力は2倍以上になります。 設備の完工および試運転は2023年を予定しており、契約規模は2桁前半百万ユーロの範囲です。この投資により、Kutch Chemical Industries社は市場での地位を強化し、この地域で拡大する基礎化学品の需要と増大する内需に対応することができます。苛性ソーダは、洗剤、石鹸、消毒といった多くの最終製品の製造に不可欠な化学品であり、アルミニウム原料の製造工程にも使用されます。

「当社にとって長年にわたるパートナーであるthyssenkrupp Industrial Solutions India社(tkIS India)は、クロアリ・プラントにおけるシステム統合のエキスパートであり、プロジェクトの個々の要求に対応することができます。 今回2回目となるKutch Chemical Industries社のプロジェクト実行を通じて、tkIS India社と協業できること、お客様のさらなる発展を支援できることをうれしく思います。」ティッセンクルップ・ニューセラ 最高経営責任者、デニス・クルーデ

当社はクロアリ・プラントのライフサイクル全体にわたる包括的サービスを提供しており、業務範囲には、エンジニアリング、プラントの主要機器の供給、建設および試運転監督、運転員訓練が含まれます。Kutch Chemical Industries社は、Goyal Group傘下であり、塩素化、ニトロ化、スルホン化、および染料中間物のプロセスにおいて豊富な経験を有しています。

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