食塩電解

概要

ティッセンクルップ・ニューセラは、50年以上にわたり電解プラント事業を展開しています。これまで世界中で600件以上のプロジェクト実績を誇り、最大で苛性ソーダ年産80万トン規模の実績があります。

BMシングルエレメント:BM 2.7v6

ティッセンクルップ・ニューセラのBM2.7 v6 plusシングルエレメントは最適化された設計により、電密6kA/ m²において、苛性ソーダ生産1トン当たり1,980kWh以下の消費電力を実現します。最大の特徴は、2.85m²の反応面積と、6 kA/m²を超える高電密運転における膜寿命の長期化の実現です。

BiTAC : e-BiTAC v7 

ティッセンクルップ・ニューセラが提供するフィルタープレス型複極式イオン交換膜電解槽BiTAC®は、電解槽毎の迅速な膜交換が可能であるなど、様々な優位性をもたらします。BiTACファミリーは常に改良が行われており、各世代にわたり互換性があるため、既存設備を容易に最新の技術に転換することが可能です。また最新型のe-BiTAC-v7への転換により、1,979kWh/t (6kA/m²)という記録的な低消費電力が実現可能です。

ガス拡散電極式食塩電解技術

ガス拡散電極式食塩電解技術は、信頼性のある実証された技術により、電気ならびに水素供給の柔軟性をもたらします。

クロアリ設備全体を網羅するプロセスソリューション

ティッセンクルップ・ニューセラでは、経済性、環境、安全性を考慮しながら、最高品質のエンジニアリングによる最先端の製品を提供しています。

塩水精製、塩素処理、冷媒を使わない塩素液化、次亜塩素酸ソーダの生産など、プロセス全体のソリューションを提供します。

塩水精製

当社の塩水精製技術は、効

率性の高い塩水処理で電解

槽内のイオン交換膜を守り、

設備運転費用の低減を実現

します。

塩素処理

電解槽で生成される塩素は、用途により

高純度なものが必要とされる場合があり

ます(塩化ビニール原料等)。電解槽への

供給塩水に塩酸を添加することで、生成

される塩素中の酸素含有量の減少が可能

です。

冷媒を使わない塩素液化

イオン交換膜法食塩電解槽で生成される塩素は、

下流工程の用途により含有酸素の低減を求めら

れる場合があります。圧縮塩素は1段階または

2段階の熱交換器(凝縮器)で液化されます。

次亜塩素酸ソーダの生産(オプション)

市販化学品の一つである次亜塩素酸ソー

ダは、当社の標準ユニットで製造するこ

とが可能です。次亜塩素酸ソーダは上下

道処理、廃水処理等の滅菌、消毒、漂

白用として使用され、食塩電解で生成す

る塩素と苛性ソーダを直接反応させ製造

されます。

塩水精製

当社の塩水精製技術は、効率性の高い塩水処理で電解槽内のイオン交換膜を守り、設備運転費用の低減を実現します。

塩素処理

電解槽で生成される塩素は、用途により高純度なものが必要とされる場合があります(塩化ビニール原料等)。電解槽への供給塩水に塩酸を添加することで、生成される塩素中の酸素含有量の減少が可能です。

冷媒を使わない塩素液化

イオン交換膜法食塩電解槽で生成される塩素は、下流工程の用途により含有酸素の低減を求められる場合があります。圧縮塩素は1段階または2段階の熱交換器(凝縮器)で液化されます。

次亜塩素酸ソーダの生産(オプション)

市販化学品の一つである次亜塩素酸ソーダは、当社の標準ユニットで製造することが可能です。 次亜塩素酸ソーダは上下水道処理、廃水処理等の滅菌、消毒、漂白用として使用され、食塩電解で生成する塩素と苛性ソーダを直接反応させ製造されます。

詳細

サービス

  • 企業化・経済性検討(フィージビリティスタディ) / 技術選定
  • プロジェクトマネジメント
  • 資金調達検討支援
  • 現地法制度、規制、税制等に基づく案件実現検討支援
  • 環境調査
  • ライセンス供与、基本設計/詳細設計
  • 用役設備/付帯設備/その他インフラ設備設計
  • 機器資材調達/検査/輸送
  • 土木・据付工事
  • 試運転
  • 運転員訓練
  • 設備運転・保守支援
  • 包括サービス
  • 長期パートナーシップ
  • 予備部品供給
  • 設備更新
  • 設備改造
  • デジタル化による設備運転監視および最適化 (ウェブ・ベースの運転監視機器供給および運転状況分析)
  • コンサルティング
  • 現場支援を含めたカスタマーサービス

実行コンセプト

コンパクトな電解槽室

当社が提供している大幅に標準化された電解槽室は、投資コスト低減、省スペース化、容易なメンテナンスの確保に重点を置き最適設計されております。電解槽室にはピットを置かず、陰極液循環システムがその一部に組み込まれています。

スキッドマウント型プラント技術

スキッドマウント型塩素製造プラントは、塩素換算年産5,000トンもしくは15,000トンの選択肢があり、標準化され事前に組み立てられたモジュールで構成されています。この技術の優位性は、低コスト、最小限の現場土木・組立工事、工期短縮にあります。

共に未来をつくる

既成概念を離れ、次の世代に約束を示し、実現することで、始めて先駆者となり得ます。産業の脱炭素化を実現する先駆者となるべく、当社は強力なパートナーと共に目標の達成を目指します。

Covestro
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