フィンランドNeste社と120MWのグリーン水素製造能力確保のための予約契約を締結

2023年10月10日
ティッセンクルップ・ニューセラは、フィンランドにあるNeste社のポルヴォー製油所で計画される120MW規模のグリーン水素製造プロジェクトにおいて、当社のアルカリ水電解モジュール「scalum®」の生産能力を確保するための予約契約をNeste社と締結いたしました。同社は、持続可能な航空燃料、再生可能なディーゼル燃料、ポリマーなどの化学産業向け再生可能原料を取り扱う世界的大手メーカーです。この契約には、総設備規模120MWに相当する標準化された20MWのscalum®6基の納入、およびアドバイザリー・サービスが含まれます。

 

「これは、ヨーロッパの製油所における最大規模のグリーン水素製造プロジェクトの一つです。ティッセンクルップ・ニューセラ社は、2030年までにポルヴォー製油所をヨーロッパで最も持続可能な製油所にするための計画をサポートします。製造されるグリーン水素は、製油所のプロセスにおいて化石原料ベースで製造される水素の代替として使用されます。投資決定は2024年中に実施予定です。」Neste Oil Products社、Executive Vice President、Markku Korvenranta

Neste社は、グリーン水素製造中に発生する熱エネルギーを地域暖房に利用することも検討しており、熱と電力による発電および配電、送電網の開発に重点を置くフィンランドのPorvoon Energia社と予備調査を進めています。

 

「ポルヴォー製油所におけるこのプロジェクトは、欧州のグリーン水素製造と利用におけるバリューチェーンにとって需要です。Neste社は、二酸化炭素排出量の大幅な削減により、持続可能な製油所とするため、当社のアルカリ水電解技術を選択しました。」ティッセンクルップ・ニューセラ、執行役会CEO兼会長、Werner Ponikwar

2022年7月、Neste社は同社が実施する水素プロジェクトに対して欧州委員会から IPCEI (欧州共通利益に適合する重要プロジェクト) ステータスを取得した最初のフィンランド企業です。「当社の高効率かつ大規模な電解技術に対する需要は継続的に増加しています。そのため、Neste社は、プロジェクトをより確実に進めるため、今回scalum®の生産能力を確保することを決定しました。当社は、この数か月間で生産能力の予約契約を2件締結しており、今回の契約は3件目です。」ティッセンクルップ・ニューセラ、グリーン水素責任者、Christoph Noeres

 

「ティッセンクルップ・ニューセラ社との契約締結を嬉しく思います。投資決定が下りれば、当社は速やかに次の段階に進むことができます。」 Neste社、Project Director、Tero Sario

 

ティッセンクルップ・ニューセラは、これまでに累計3GW超のアルカリ水電解を供給する拘束力のある契約を締結しています。これらには、世界最大のグリーン水素プロジェクトの一つである、Air Products社による2GW超のプロジェクト(サウジアラビア)、H2 Green Steel社による700MW超のグリーン製鉄プロジェクト(スウェーデン)が含まれます。当社は複数の大規模プロジェクトに、工業規模である数百MW~GWの水電解槽の提供を進めています。

 

さらに当社は、今年7月にフランクフルト証券取引所への上場、さらに9月18日にドイツ株式市場の優良小型株であるSDAXへの昇格を果たしています。

 

Rita Syre

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